食道外科紹介
大幸宏幸
当院の食道外科は、日本で最も多くの食道がん手術を行うトップクラスの施設の一つです。ほぼすべての手術は低侵襲手術で行われており、そのうちロボット支援手術が約70%以上を占めています。当院では、最新鋭のda Vinci Xi/SPシステムや国産の手術用ロボットHinotoriを活用しています。
さらに、究極の低侵襲手術である縦隔鏡手術の開発にも取り組んでいます。
COVID-19の規制緩和以降、当院では多くの国際的な外科医を迎え入れ、グローバルな協力と教育への貢献を続けています。以下に近年の概要を示します:
・2023年:25名(中国6名、インド4名、ドイツ4名、韓国4名、スペイン3名、カナダ1名、香港1名、ルーマニア1名、タイ1名)
・2024年:26名(スペイン6名、中国5名、ボリビア1名、ドイツ1名、カザフスタン1名、オランダ1名、台湾1名)
今後もさらに多くの国際的な医療スタッフや患者様をお迎えし、食道外科の分野で新たな可能性を切り拓いていきたいと考えています。