本文へ

当サイトでは、利用測定やトラフィック分析を目的として、クッキー(Cookie)を利用しています。
「同意する」ボタンや本サイトをクリックすることで、クッキーの利用に同意いただいたことになります。
詳しくはプライバシーポリシー別ウィンドウで開くをご覧ください。

同意する

ATLAS Asia Clinical Trials Network for Cancers Project
menu
  1. ホーム
  2. 国際診療
  3. NCC Today-Blog
  4. 核医学治療(RI内用療法):核医学診断から核医学治療への垣根のない診療を目指して

核医学治療(RI内用療法):核医学診断から核医学治療への垣根のない診療を目指して

伊藤公輝

2024/1/4

核医学治療(RI内用療法)とは、放射性同位体を用いた放射線治療の一種です。内服や注射により放射性医薬品を投与することで、非常に短い距離にしか届かない放射線(α線、β線など)により癌細胞を破壊します。内用療法の利点は放射線が腫瘍細胞のDNAにピンポイントで標的とすることが、正常の細胞に影響が少ないという事が挙げられます。治療前にはガンマカメラやPETなどの核医学画像を行うことで、核医学治療の適応を判断しています。しかし、放射線を管理する設備やスタッフが必要であり、国内でも限られた医療機関のみで行われています。当院ではこの内療法法のための病床を2床有しています。またLu177を用いた治療では特別な措置を講じた病室を最大15床準備して治療を行っています。当院では年間250件以上の内用療法を行っており、他院では対応が難しい患者さんも適応があれば治療を行っています。

 

 

PAGE TOP