消化管内科:消化管癌に対して最新のエビデンスに基づく薬物療法を提供
平野 秀和 / 加藤 健
2023/9/15
- 消化管内科は、最先端のエビデンスを活用して、胃がん、大腸がん、消化管原発の希少がん(小腸がん、神経内分泌腫瘍、消化管間質腫瘍、肛門管がん)に対する薬物療法を担当しています。切除不能・再発な病態に対する薬物療法に加えて、外科、放射線治療科、内視鏡科、放射線診断科、病理診断科と連携して根治を目指す「集学的治療」も実施しています。
- 次世代シークエンサーによって治療標的となるがんの遺伝子異常を同定し、薬剤選択につなげる「がんゲノム医療」を積極的に行っています。 (2019年~2022年までに191人が検査を受け、12人 (6%) が遺伝子異常 (例:ALK fusion, RET fusion) に基づく治療を受けられています。)
- 新規治療の確立を目指して、国内外の施設と連携して”臨床試験”を実施しています。