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バーチャルリアリティーを活用した骨軟部腫瘍手術

岩田 慎太郎

2023/9/1

骨盤や後腹膜など、解剖学的に複雑な部位に発生した悪性骨軟部腫瘍に対する手術では、CTなどの画像検査の情報をもとに、腫瘍の三次元構造を十分に理解して臨む必要があります。このような高難度の手術において、新たな技術であるバーチャルリアリティを導入することで、腫瘍の進展範囲の把握に加え、これを取り巻く血管や神経、臓器などとの関係を立体的・直感的に理解し、さらにはこのような情報を複数の人間で同時に共有することが可能となります。この技術は、術前の手術計画の検討や若い医師への教育、さらには遠隔地とのテレカンファレンスや手術記録のデジタルアーカイブにも活用することができます。最先端の技術を高難度手術に導入することで、複雑な手術をより正確に行うことが可能となり、またエキスパートの技術を次世代の若い医師に効率的に伝えられるようになります。

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