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血液腫瘍科におけるCAR-T療法

伊豆津 宏二

2023/8/15

当院ではB細胞リンパ腫に対するCAR-T療法を、2017年より臨床試験(治験)として、2020年より実地診療として実施しています。当院で現在、行っている3種類のCAR-T療法は、いずれも臨床試験の段階から行っており、現在、実地診療として月35件行っています。

 CAR-T療法は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の第3ライン以降の患者と、第2ラインの患者では移植適応の完全奏効期間1年未満の場合と移植非適応の患者、その他、濾胞性リンパ腫の第3ライン以降の患者が対象となります。従来の化学療法や造血幹細胞移植では長期の生存が期待できなかった患者のうち、少なくとも一部で長期の効果が得られる治療として期待されています。

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