Respiratory Endoscopy
診療について
日本呼吸器内視鏡学会の認定施設として、現在は4名の常勤スタッフ医師を中心に、年間で約1,300件の検査を行っています。
これは全国でも最も多い件数を誇り、当施設の技術を学びに来る研修生や留学生も多く、最良の技術の普及のため指導的役割も担っています。
超音波気管支鏡を用いての経気管支生検(EBUS-GS、EBUS-TBNA)の他、2017年からはCryoprobe(クライオプローブ)を用いた生検を導入し、従来では確定診断が困難であった早期肺癌の診断等に活用しています。
また、胸水の貯留した症例や悪性胸膜中皮腫を疑う症例に対して局所麻酔下で胸腔鏡検査を行っています。
基本的に検査は外来、日帰りで施行しており、検査を楽に受けていただけるよう、静脈麻酔薬(少しうとうとと眠った状況下で検査を受けていただけます)を併用しています。
そして胸部悪性腫瘍と診断された後は、当院の呼吸器内科や呼吸器外科に紹介しています。